実行委員会について

実行委員会の歴史

 2022年春、連日報道されるウクライナの惨状に心を痛め、日本国際ポスター美術館 館長が声を上げました。
その声に即座に応じた美術館スタッフは、2022年3月18日より 「NO WAR」ポスターの制作を当館所縁の国内外のアーティストへメールで依頼を始めました。併せてポーランドの美術館、ウクライナのグラフィックデザイナー協会、日本・ウクライナ友好協会等へも当館の活動を広報し、より多くのアーティストへ参加を呼びかけました。

 

 同年3月下旬 当館ウエブサイト上に「NO WAR」ページを開設。呼びかけに賛同した国内外のアーティストからの作品データが当館に寄せられ始めました。
寄せられたデータのウエブ「NO WAR」ページへの掲載もスタートしました。

 

 呼び掛けを始めてから2週間ほどで、世界25か国から500点近いポスターデータが寄せられました。

多い日には、1日50通以上のメールが届くこともありました。それらを毎日ほぼリアルタイムでウエブ上に掲載をしました。

 

 同年5月上旬には、寄せられたデータをポスター紙に印刷をし、印刷したポスターの展覧会場の模索を始めました。

 5月9日の時点で、世界29ヵ国から600点ほどの作品が届きました。友人から、その友人へと「NO WAR」のネットワークが広がり、5月中旬 当美術館に於て、初めての「NO WARポスター展」「ポスターでNO WARを叫びたい!」を開催することが出来ました。

 

 同年6月には、ポーランド(ワルシャワ)にある「Polish-Japanese Institute of Information Technology」のギャラリーでの、「NO WARポスター展」を開催しました。


この頃、「NO WARポスター展」の各地での開催を継続するために、日本国際ポスター美術館・支援実行委員会か発足しました。

 

 続く7月には、名古屋市市政資料館に於いて、名古屋市の後援を受け「NO WARポスター展」を開催。

 

 2023年2月には、㈱エスカ様のご協力と名古屋市の後援を受け、JR名古屋駅新幹線地下街・エスカセンタープラザに於いて、紙とデジタルのハイブリッド展示による「NO WARポスター展」を開催しました。


 今後も国内外各所で「ポスターでNO WARを叫びたい!NO WARポスター展」を出来るだけ多くの場所で開催し、ポスターで「NO WAR」を訴える活動を継続します。



美術館での展示

名古屋市市政資料館での展示

こみゅれす美濃味庄での展示

名駅地下街エスカでの展示